歯科医師認知症対応力向上研修
土曜日の午後から4時間、大阪府歯科医師会大ホールにて行われた『歯科医師認知症対応力向上研修』を副院長と2人で参加してきました。
認知症高齢者の数は平成24年で462万人と推計されており、平成32年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれています。
私の身内にも認知症の方がいますし、患者様も少数ではありますが来院されています。
これからはもっと認知症の方が来院される機会が増えると思います。
歯科受診をきっかけに認知症と診断される事も多いと聞きました。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)では、「まず何よりも身近なかかりつけ医が認知症に対する対応力を高め、必要に応じて適切な医療機関に繋ぐことが重要である」とされ、そして「そのかかりつけ機能に加えて地域の医療機関、地域包括支援センター等との日常的な連携機能を有する歯科医療機関での歯科医師等による口腔機能管理など、専門職が高齢者等と接する中で、認知症の疑いがある人の早期発見の役割への期待と、また、その後の認知症の人の状況に応じた口腔機能の管理を適切に行うことを推進する」とされています。
かかりつけ歯科医として、すこしでも貢献できればと思います。
今回の研修では色々と考えさせられることが多く、とても勉強になりました。
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