1月16日(木)八尾市商工会議所にて行われた八尾市他職種連携研修会に出席してきました。

この研修会は医師、歯科医師、薬剤師をはじめ、主に在宅医療に携わる方々(看護士、介護士、、ケアマネージャー、管理栄養士など)を対象とした研修会で毎年開催されています。私は公衆衛生の理事としてここ数年参加しています。

 

まず始めに、八尾市医師会理事の松田先生から救急搬送された方を看取りの希望で訪問診療を開始してから逝去されるまでの家族の方々とのやり取りから考えさせられたことの問題提起をされた講演でした。

その後は今年のテーマとして

①ACP(Advance Care Planning、人生会議。人生観や価値観・希望に沿った医療・ケアを具体化するために話合いを行い、意志決定を支援するプロセス)と

②褥瘡に関してのパネルディスカッションが行われました。

 

歯科医師会からは公衆衛生の理事である松村先生が経験豊富な訪問診療の実績から登壇されました。

褥瘡のパートでは入れ歯にも褥瘡があるということを述べられ上手く言ったなぁと感心していました。

私たち歯科医師は仕事で看取りに携わる事はあまりないと思いますが、ACPというテーマには考えさせられることが多々ありました。

実りのある研修会となりました。

島田歯科医院