本日は、スタディーグループSADAの年末行事である特別講演会が開催されました。

今回は噛み合わせについて世界的に認められておられる日本歯科大学名誉教授の小林義典先生と次期顎咬合学会理事長である日本歯科大学生命歯学部客員教授の上濱 正先生を東京からお招きし、講演して頂きました。

前日にはSADAの忘年会にも両先生に参加頂き、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

小林先生からは
『咀嚼機能の科学的診断と客観的根拠に基づいた有歯顎の咬合の基準』
最近の研究では、健全な咬む機能と具体的な基盤となる噛み合わせが不可欠であり、生きがいに配慮した健康長寿をいかに確保するかといった内容でした。
膨大な文献数に圧倒され、その文献に基づき治療をされておられるので、反論の余地はまったくありません。

上濱先生からは
『健康長寿に貢献するこれからの無歯顎補綴臨床』
総入れ歯についての考え方をレクチャー頂きました。
口の中の情報をいかに脳に伝え全身の健康に良い影響を生涯にわたり、与えるか!

両先生の講演は衝撃的であり、ある意味新鮮でもありました。
とても充実した二日間をおくらせていただきました。

小林義典先生、上濱 正先生、本当にありがとうございました。

島田歯科医院