インプラント治療とは

歯が抜けた所に人工の歯根を植え、顎の骨に固定し、その上に人工の歯を装着する方法です。
天然歯のように食べ物がしっかりかめて、美しい仕上がりが実現します。
インプラントは、診断がとても重要です。
当院ではCT撮影を行い、顎の骨などの状態を確認します。
顎の骨が少ないなど、インプラントの治療ができない患者様は、入れ歯など別の方法を考えましょう。インプラントが適用される方には、CT撮影の画像をもとに、正確な治療を行ないます。なお、当院で使用するインプラントメーカーは「カムログ」「松風」「GC」「ストローマン」「カルシテック」と豊富なメーカーを取りそろえ、診査・診断を行ったうえで、適切なインプラントを選択しております。
インプラント治療の
流れ
1.カウンセリング

2.診査・診断

3.治療計画

4.一次手術

5.型取り・上部構造装着

6.メインテナンス

上記は、インプラント治療の標準的な流れですが、患者様の症状やご要望により、さまざまな治療方法を検討します。
例えば、インプラントを埋入するのに、骨の高さは充分にあるが、骨幅が不足している場合に、骨を拡げてインプラントを埋入する「スプリットクレスト・テクニック」、上顎洞底(鼻の横の空洞)までの距離が短い場合に、洞底粘膜を骨ごと押し上げてインプラントを埋入する「ソケットリフト」などを適用します。
前歯の審美
インプラント

特に目立つ前歯にもインプラントは可能です。
例えば、転倒して前歯が折れ、抜歯せざるを得ない場合も、インプラントで審美的な修復が実現します。さまざまなケースに対応していますので、お気軽にご相談ください。
術前

術後

インプラント周囲炎について
適切なブラッシングやメインテナンスが行なわれていないと、歯肉とインプラントの境目から汚れが侵入し、通常の歯の歯周病と同じような症状が現れます。
インプラント周囲の歯肉が腫れたら、インプラント周囲炎の初期段階と考え、早めにご来院ください。放置すると、インプラントを支えている歯槽骨を吸収してしまい、ついにはインプラントを摘出せざるを得なくなります。
メインテナンス
通常の歯や入れ歯と同じで、毎日のブラッシングと、定期健診の両方を続けましょう。インプラント周囲炎を発症するリスクを低くする効果もあります。
※10年保証の場合は別途費用がかかります。


インプラント体埋入手術後5~10年間、万が一、再治療が必要になった場合は、インプラント保証規約に基づき、責任を持って再治療いたします。
注意:5~10年保証を受けていただくには定期的なメンテナンスが必要となります。 (インプラント10年保証の画像)
保証適用例
- 堅いものをかんだ際、上部構造(人工の歯)が破折した。
- 所定の定期メインテナンスを受けていたが、インプラント体(人工歯根)が脱落、または破折した。
インプラント症例 Case1
術前

術中

術後

歯を失ってしまった方へ

高齢化などで歯が抜けると、かむ力が弱まり、食事や会話に支障をきたしてしまいます。
当院でも、60~80代の方を中心に、入れ歯やブリッジを利用する患者様が多くいらっしゃいます。
入れ歯・ブリッジとも、本来あるべき歯の代わりをするものですから、「かみ心地」にこだわった治療に努めています。
入れ歯の種類

入れ歯には、さまざまな種類があります。
コスト面に優れた保険適用の入れ歯の他、自費治療ではあるものの、装着感や見た目が優れた入れ歯など、幅広いラインナップをご用意しています。
当院では、保険適用・自費治療にかかわらず、患者様に合わせたトレイ(うけ皿)をおつくりし、フィット感やかみ心地にご満足いただける入れ歯づくりに努めています。
1.エステショット
- 見た目が美しい。
- 違和感が少なく、軽いつけ心地。
- すき間に食べ物が詰まりにくい。
- 割れにくい。
- 自費治療。
「入れ歯はバネが見えるからイヤ」「歯を削るブリッジはしたくない」「インプラントはちょっと……」という方にお勧めの、当院でも人気の入れ歯です
2.コバルトクロム金属床
- 金属を使うことで強度に優れ、薄い。
- 熱伝導率が高く、食事がおいしく感じる。
- 自費治療。
3.チタン金属床
- 従来の金属より軽く、生体親和性に優れ、体への影響が少ない。
- 装着感、熱伝導性、耐久性に優れている。
- 汚れがつきにくい。
- 保険の入れ歯に比べて丈夫で割れにくい。
- 自費治療。
4.ケラーター(維持装置)
- ボタンのようなオス・メスの装置でカッチリとはまる。
- 金属バネを使わず、見た目が美しい。
- 固定の強さは、ゴムの様なリングを交換することで簡単に調整可能。
- 自費治療。
5.磁性アタッチメント
- 磁性ステンレス鋼を歯の根に土台として埋め込み、
磁石を埋め込んだ入れ歯を装着する方法。 - 取り付け、取り外しが簡単。
- 磁石の維持力が失われない。
- 見た目がよい。
- MRI検査に影響がでる場合がある。
- 自費治療。
入れ歯のメインテナンス

入れ歯も自分の歯と同様、食後はブラッシングを行ない、汚れの付着・細菌の繁殖を防ぎましょう。入れ歯専用の洗浄剤を併用することが有効です。また、定期的に歯科医院で検診を受けることで、入れ歯を長く、快適に使うことができるようになります。
ブリッジとは
失った歯の両隣りの歯を支えとした、人工歯のことです。
ブリッジの施術には、隣りの歯を削る必要がありますが、入れ歯と違い固定式なので取り外しをする煩わしさはありません。
- ブリッジの症例1(保険治療)
術前

術後

- ブリッジの症例2(自費治療)
術前

術後

精密治療
(マイクロスコープ紹介)

拡大鏡

マイクロスコープ
正確な診断と治療のために
拡大鏡とマイクロスコープは必要不可欠です!
想像してみてください。
たとえばあなたがとても細かな絵に色を塗っているとします。
裸眼ではキレイに塗れているようにみえます。
ところが虫眼鏡で拡大してのぞいてみると、あちこちはみ出したり塗りきれていなかったり・・・・。
圧倒的な“見える”の差
そこから得られる情報量の違いは歴然です!

裸眼

拡大鏡

マイクロスコープ
裸眼では見落としがちな細かい部位も拡大鏡やマイクロスコープで見るとしっかり確認できます。
歯科診療も同じです。
”見える”からこそ、正しい判断ができます
”見える”からこそ、精密な治療を行えます
”見える”からこそ、むし歯や歯周病を未然に防げます。
当院では拡大鏡とマイクロスコープを使用して診療にあたっております。
安心して治療をお受けください。
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